犬神家の一族2006を見て… [雑談~~]
市川コン(字がでないよう…)監督が亡くなった…
なんだかさびしい…
昨日、追悼番組として
一昨年リメイクされた、「犬神家の一族」がテレビで放送された。
あれだけ見たがってたのに、映画館でも見ずじまい、DVDもてにいれてないままだったから…
もうもうかぶりつきで見てしまった!!!
すべてが終わって
「映画はしょせん光と影」
という言葉のテロップが出た…監督の言葉だそう…
………正直鳥肌が立った。
前作の「犬神家の一族」のレーザーディスクが出たとき
BGVのように、仕事から帰ったら、毎日のように流し続けていた。
だから、セリフも今でもかなり頭に残ってる。
その後
同じようにBGV状態だったのが、「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」だった。
犬神家の一族と共通していたことは、空気や、光、見てて臭いまで感じてしまう情景感がたまらなくって…
毎日のように、映像を流しっぱなしにしてたです。ある意味癒し映像になってたような…
市川監督の映画…ほとんど横溝正史シリーズのものしか見たことがありません。
他のもの(ドラマ版など)情景美が無いことがどうも私にはものたりないらしい…(’70年代にやってたドラマ版は別です!!!あれは好き)
今回の最後にあった言葉「映画はしょせん光と影」の言葉は
私が思うような意味の言葉ではまったく違う意味なのかもしれないけど…
市川作品の横溝正史シリーズをついつい繰り返してみてしまう
情景美の魅力は…きっと監督のコダワリの中にあったし、光と影という言葉の中にも、映像の中に感じる空気に対する意味もあったでは?
と、ほんとに勝手な私の思惑ですが思ってる次第です。
美といっても…ノスタルジックさが特にポイント高いと思ってますが…
さて、セリフや情景をかなり覚えてるばった…
見ててほんとよくもまあ…こんなにそのまま作ったものだと
感心してしまいました。
微妙に違う、まったく違うところ、はしょったところもありました。
表情までそっくりの演技にも感動したところも…もちろん違うところも…
で…とおっても超個人的に気になってた
こんなお話したら、横溝映画ファンの方にはおこられそうなことなんですが
気にってなってたシーンには身を乗り出して見てしまいました。
婚約者の死体を見て、そのショックで頭がおかしくなってしまった「さよこ」が、湖に逆さに浮かぶ死体を見てつぶやくシーンで
前作と同じように、ウシガエルを握り、それを撫でながらつぶやいているか…
握ってました~~~
かなり…感動してしまった…(なんのこっちゃ…)
そしてもう一つは…前作で、
食事の片付けに来た仲居さんが「全部私がつくったの、どれが一番美味しかった?」と聞いて
金田一氏の答えが…
「生卵………」
実はこれがもう…繰り返し見てても笑えてしょうがなくって…超大好きなシーン
さすがにリメイク版ではないかもなあ…
なんて思ってたら…
見事にありました~~~ばった感激~♪♪
しかも…
映画の最後にそのオチまであるとは…
ばったにはほとんどサプライズでした。
前作は、最後は駅に見送りにみんなが行くと聞いて金田一氏は相手の電話中に逃げ出すのですが
新作は、お礼の宴を催すという話に変わってて……
そしてやはり逃げ出す。
逃げ去った金田一氏、そのあとに皆が集まってきて…
あの宿の仲居さんが…
「卵いっぱいもってきたのに」……って
ばった…一人でじーーーんとしながら…うぷぷぷ、あははは
でも最後のシーン
前作でも好きだった、さるぞうの一言……………
「あの人のこと…忘れられない……」
言い方も似てて……
なんだか最後の最後で満足感がいっぱいになっちゃったです。
私の思う情景美…的なことでは…なこともあったけど
かなり楽しんで見てしまいました。
それにしても…よくもまあ、背景もあんなによく再現したものです。
今も当時のまま残ってた場所もあったのかなあ…
気になるところです。
私がセリフをぶつぶつと言いながら映像見てる横で…
いっしょに見てた旦那は…………超~~いい迷惑だったろうなあ~~
なんだかさびしい…
昨日、追悼番組として
一昨年リメイクされた、「犬神家の一族」がテレビで放送された。
あれだけ見たがってたのに、映画館でも見ずじまい、DVDもてにいれてないままだったから…
もうもうかぶりつきで見てしまった!!!
すべてが終わって
「映画はしょせん光と影」
という言葉のテロップが出た…監督の言葉だそう…
………正直鳥肌が立った。
前作の「犬神家の一族」のレーザーディスクが出たとき
BGVのように、仕事から帰ったら、毎日のように流し続けていた。
だから、セリフも今でもかなり頭に残ってる。
その後
同じようにBGV状態だったのが、「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」だった。
犬神家の一族と共通していたことは、空気や、光、見てて臭いまで感じてしまう情景感がたまらなくって…
毎日のように、映像を流しっぱなしにしてたです。ある意味癒し映像になってたような…
市川監督の映画…ほとんど横溝正史シリーズのものしか見たことがありません。
他のもの(ドラマ版など)情景美が無いことがどうも私にはものたりないらしい…(’70年代にやってたドラマ版は別です!!!あれは好き)
今回の最後にあった言葉「映画はしょせん光と影」の言葉は
私が思うような意味の言葉ではまったく違う意味なのかもしれないけど…
市川作品の横溝正史シリーズをついつい繰り返してみてしまう
情景美の魅力は…きっと監督のコダワリの中にあったし、光と影という言葉の中にも、映像の中に感じる空気に対する意味もあったでは?
と、ほんとに勝手な私の思惑ですが思ってる次第です。
美といっても…ノスタルジックさが特にポイント高いと思ってますが…
さて、セリフや情景をかなり覚えてるばった…
見ててほんとよくもまあ…こんなにそのまま作ったものだと
感心してしまいました。
微妙に違う、まったく違うところ、はしょったところもありました。
表情までそっくりの演技にも感動したところも…もちろん違うところも…
で…とおっても超個人的に気になってた
こんなお話したら、横溝映画ファンの方にはおこられそうなことなんですが
気にってなってたシーンには身を乗り出して見てしまいました。
婚約者の死体を見て、そのショックで頭がおかしくなってしまった「さよこ」が、湖に逆さに浮かぶ死体を見てつぶやくシーンで
前作と同じように、ウシガエルを握り、それを撫でながらつぶやいているか…
握ってました~~~
かなり…感動してしまった…(なんのこっちゃ…)
そしてもう一つは…前作で、
食事の片付けに来た仲居さんが「全部私がつくったの、どれが一番美味しかった?」と聞いて
金田一氏の答えが…
「生卵………」
実はこれがもう…繰り返し見てても笑えてしょうがなくって…超大好きなシーン
さすがにリメイク版ではないかもなあ…
なんて思ってたら…
見事にありました~~~ばった感激~♪♪
しかも…
映画の最後にそのオチまであるとは…
ばったにはほとんどサプライズでした。
前作は、最後は駅に見送りにみんなが行くと聞いて金田一氏は相手の電話中に逃げ出すのですが
新作は、お礼の宴を催すという話に変わってて……
そしてやはり逃げ出す。
逃げ去った金田一氏、そのあとに皆が集まってきて…
あの宿の仲居さんが…
「卵いっぱいもってきたのに」……って
ばった…一人でじーーーんとしながら…うぷぷぷ、あははは
でも最後のシーン
前作でも好きだった、さるぞうの一言……………
「あの人のこと…忘れられない……」
言い方も似てて……
なんだか最後の最後で満足感がいっぱいになっちゃったです。
私の思う情景美…的なことでは…なこともあったけど
かなり楽しんで見てしまいました。
それにしても…よくもまあ、背景もあんなによく再現したものです。
今も当時のまま残ってた場所もあったのかなあ…
気になるところです。
私がセリフをぶつぶつと言いながら映像見てる横で…
いっしょに見てた旦那は…………超~~いい迷惑だったろうなあ~~
犬神家の一族…
私はあの音楽が好きだぁ~♪
一度、思い出すと、こびりついてしまうね(*^_^*)
by ずぅ (2008-02-20 14:20)
ずぅさん。そうそう、音楽。(^^)テーマ曲もそうですが
映画全般でのBGMが、今の若い方が聞くとベタなものも多いかもですが
なんだか画面の情感をうまくアップしてるものが多かったなあ。
私も色々こびりついてます~(^^♪
by batta (2008-02-20 20:29)
映画館で観たかったんですが、先日の放送も結局
観れませんでした
それにしても ばったさん マニアすぎますねぇ
そのポイントを踏まえながら
今度レンタルしようと思います
その観察力には脱帽です
by コタンコロカムイ (2008-02-20 22:36)
コタンコロカムイさん。ひょっとして、横溝映画お好きですか(^^♪?
観察力なんていえいえ、若いころに暇さえあれば繰り返し見てたからだと思います~(^^ゞ
踏まえたいポイントはやはりカエルのシーンですよね(^▽^)
結構一瞬なのでお見逃しなく~。
もうひとつマニアックな気が付いたことは、前作の方でのシーンなんですが
通りのお店の看板に「亀齢(キレイ)」の看板があるシーンがあるんです。
私が一番好きな広島の地酒!(^_^)
映画の舞台は信州ですが…「亀齢」は「加茂鶴」にくらべて、県外では売ってないお酒と思ってるので
撮影は広島のどこかでだったのかも~なんて思ってるんです。
他にも気になってるところや気が付いたことがいっぱいあるんですが
書き切れない~笑
by batta (2008-02-21 12:07)
木枯し紋次郎・・・って、年ばれるか^^;
いろいろ名作も残されてますよね
残念ですね
by RangerMaeda (2008-02-21 20:35)
Rangerさん。ばったも紋次郎のファンだったですよ~当時。
飼ってた文鳥を紋次郎ってなづけてたり…(^_^;)
色々名作いっぱい……
そうなんですが…ばった…ほんと、じっくり見たことあるのは
市川監督のものでは、横溝映画ばっかりです~~(^^ゞ
ちゃんとみてみたいの、いっぱいありなんですけどね~。
by batta (2008-02-22 00:00)
>「映画はしょせん光と影」
すばらしい言葉ですね。感動しました。
by M-cubic (2008-03-06 19:49)
M-cubicさん。ほんとに…私も鳥肌がたって感動しました。
監督の色々な思いが詰まってる言葉なんでしょうね~。
by batta (2008-03-07 11:45)